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No.352 (Web版2号)1

浅倉さんを偲ぶ会に行ってきた 1

川瀬 広保


 浅倉久志さんを偲ぶ会に行ってきた。
 6月12日、東京の新宿袋町にある日本出版クラブ会館というところで開かれた。
 16時30分受付のところ、30分前に着いたら、まだ受付設営中だった。「川瀬です」と言ったら、わかってくれて東京創元社の人から、名札をもらい、会費を払い、渡された「浅倉久志翻訳リスト」に目を通していた。
 やがて、17時になり、開会。
 創元の小浜さんの司会のもと、まず、全員で黙とう。
 次に、発起人のひとりである森優さんがあいさつ。浅倉さんに借金を申し込んだことがあるという逸話を初披露。
 しばらくして、小野芙佐さんが登壇して、スピーチ。涙のスピーチになった。入れ替わりに、深町真理子さんが登壇。もうお二人とも、ご年配になっているはずだ。深町さんはいまでもSFは嫌いだという言葉が会場の笑いを誘う。(伊藤典夫さんは欠席)
 参加者は、しばし歓談。豊田有恒、田中光二、巽孝之らの顔が見える。
 私は知っている人もいないので、ビールやウィスキーを飲みながら、所在なげにしていたらそんな私にも話しかけてくれたひとが少しいた。
 浅倉さんのお嬢さん二人にも声をかけることができた。42年前に横浜のアパートを訪問したことを話した。

(つづく)

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