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2011年5月

No.360 (Web版10号)3

ラッチャング制作日誌                    新村佳三



私信

渡辺ユリアさん、名古屋コミティア行けなくて申し訳ありませんでした。なんとか仕事をやりくりして行こうとしたのですが、どうしても避けられない出張が急にありまして。
はるこんには、なんとか行きたいと思っています。



「吼える狼の巻」

ある日、web版ペーパームーン
http://papermoontokai.cocolog-nifty.com/
のコメント欄に、こんなコメントが

「たまに戻ってみると、なんですか?
たいした反応がないじゃありませんか。
まあ、他人のことは言えませんが、自分なりに昔の仲間に発動を即したつもりでいたのですが、このページ注目度低いのですか?
松っちゃん、初ちゃん、お倉さん、たよりの福ちゃん。みんなそれどころか実生活に追われているのでしょうか?
当の本人もそのとうりで、稀に開いたこのページを見てコメントした次第であります。
新ちゃん、このページを古株に直にPRしてください。きっと活性化の糸口となるでしょう。
今回の福島原発事故は、誰もが想定し、起こるべきして起きた事故とも言えます。本の中でしか起きなかった事が、いま現実に進行しています。
僕のSF開眼のきっかけの一つに、月刊学習教材に掲載された、ブラッドベリーの「長雨」があります。40年近く経ったいまでも、いまだにそのけだるく重々しい印象が思いおこされます。
誰しもこの大災害時に、何を思い何をするか、それが大きな問題です。SFを生活のための思想と捉える皆さんには、僕からの言葉はありません。思うがままに行動してください。
こんな時こそ、僕たちが反応しなくてどうするんですか? 指をくわえて日本沈没を眺めているのですか?」

投稿: 齋藤真規


熱いコメントに思わずコピペ。
忘れかけていた情熱を取り戻せ。ええ? 
                                              つづく

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No.360 (Web版10号)2

〈東京からの東北地方太平洋沖大地震報告〉

 中村達彦

 3月11日、墨田区の蔵前で、午後3時近く、アルバイト先の会社室内が揺れ始めた。ビルの4Fにあるオフィスである。「あっ、地震だ」「またかよ」皆、軽い笑いを浮かべていた。
 揺れはだんだん強くなり、それぞれの顔から笑みが消えていく。「えっ、ちょっとちょっと」「何か大きいんじゃないの」床がぐらつき、窓ガラスも音を立てて震えていた。「おい!」「早く、いいから机に入れ!」誰もが机の下に入り、更に揺れは大きくなり、大きな音がしばし続いた。
 しばらくして収まり、各々机から出てきた。部屋を隔てた囲いは傾いている。別の階では壁にひびが入ったという声、「エレベーターは絶対に使わないでください」アナウンスも聞こえてきた。
 パソコンを見た社員が「東北が震源地で、なんか半端じゃないみたい」と深刻な様子で報告する。
 夕方、仕事を切り上げて退社したが、電車も地下鉄も全く動かなかった。蔵前から歩かざるを得ない。いつの間にか同じように帰宅する人たちの大行列に混じっていた。
 上野付近、秋葉原、神田神保町と大通りを歩き続ける。所々で、ビルのコンクリート欠片が落ちたり、被害に出くわす。また秋葉原の万世橋では、普段穏やかに流れている川が、轟音を立て、勢いよく波立っていた。その凄さを写メで撮影する人も。
 九段下まで来たところで、皇居そばの千代田市役所で、休ませてくれることを知る。地下鉄はまだ動かないので、ご好意に甘えることにした。
 役所の皆さんが総出で、帰宅できない人たちを迎えてくれ、非常食のビスケットと水を出してくださり、更に毛布も貸して頂いた。
 幸いホールにビニールシートが敷かれ、暖房も効いていたので助かった。
 複数の大画面テレビが引き出され、大地震の状況を映し出した。福島や宮城の惨状が刻々と伝わってくる。想像以上にとんでもないことに、16年前の阪神淡路大震災より大変と思い知らされた。
 結局、鉄道は復旧しないまま、一夜が明けた。
 急なことにも関わらず、全力で大勢の都民を受け入れ、夜通し頑張ってくれた公務員の皆さんには、本当に頭が下がる。有難うございました。
 土曜日、一度会社に行って夕方まで仕事をしてから、三鷹の家に帰宅した。田舎や東京の友人、出版社と電話やメールで連絡を取り合う。
 ある友人は、ワインのビンが割れるなどして大変だったし、取引している出版社には本棚が崩れた所もあった。当然、会社に泊まった人が何人かいた。
 翌週、急に停電が発表され、月曜日自宅近くの駅に行くと、ダイヤが乱れて黒山の人だかり。コンビニやスーパーから食糧を中心に生活必需品が消え、度々停電のニュースが駆け巡る。
 混乱は1週間あまり続く。オンラインやネットはこういう時不便で、よく利用する図書館が何日も休館に、銀行のATM出張所もしばらく停止するなどと支障を来たした。仕方がない。
 本当に大変なのは東北の人々である。毎日伝えられる惨状は、気の毒としか言いようが無い。自分が生かされているということを、身につまされた。
 先日、「SFファン交流を考える会」に久しぶりに顔を出したが、今回参加者は20人位いたが、代表の牧紀子さんの御好意で参加費は全額、赤十字に寄付するとのこと。拍手がおこった。
 またGWのSFセミナーや他の同人誌イベントもやるそうだ。自粛するのも正しいが、予定通りやることもまた正しい。募金活動や、被災者にエールを送れれば良いのではないか。
 仙台は8年くらい生活したことがある。今でも連絡の取れない友人もいる……。
 自分に何が出来るだろう?考えてみたい。

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No.360 (Web版10号)1

SFエッセイ 映画鑑賞

30 十戒

  モーゼは奴隷の子。
 男の子は生まれたときに殺される運命にあった。モーゼは神の声を聞いて、エジプトから奴隷を救い出すように言われた。
 紅海を渡りきったところで、海は元へ戻る。エジプト軍は海に没してしまう。
 これはリメーク版。神はゴッドではなく、ロードなのだ。時々、使い分けているような気がする。

31 南極物語

 南極で犬にそりをひかせて、メルボルン山へ行かせる。すると、大嵐が来る。半日だけ隕石探しを強行する。博士がクレバスに転落して骨折し、凍傷を負う。
 犬を置いていくしかなくなってしまった。犬たちは自分で首輪を引きちぎった。飛ぶ鳥まで捕まえた。この映画の最大の演技者は犬たちだ。アザラシにやられて、脚を負傷する犬もいる。
 最初、8匹だった犬が6匹になった。亡くなった2匹のうち1匹は老犬だった。
 もう1匹はどうなったのか?詳しくは語られていない。犬はお互いを助け合った。感動的なほとんど実話である。

32 フィガロの結婚

 30年にもなるので、画像は古い。指揮者、ベームはこのとき、86歳。座りながらの指揮だが、貴重な映像だ。私は、今まで知らなかったモーツアルトの曲がこのオペラのDVDでやっとわかった。
 この翌年87歳でベーム没す。

33 にゃんこ3

 感動して泣けた。猫好きの人、必見!

  以上、私のベスト3。「アマデウス」は別格にして。
 1位 ガンジー
 2位 キングコング
 3位 南極物語
 次点 ミスト

 こんなところかな?
 では、また。          (2010・10・18)

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