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No.363 (Web版13号)1

 HALーCON2011こぼれ話と今年のSF大会についての話など

by  渡辺 ユリア


 皆様、今日は。HALーCON2011で “ロバート・ソウヤー氏と観るフラッシュフォワード第19話 ” の分科会でソウヤー氏が語った事をお話しします。
 まず、TV版では主人公はFBIの捜査官のマークでしたが、原作ではロイド・シムコーである事。実は全22話が終わっても、謎が明かされないで終わったため、続編を氏もファンの多くの人も希望していたが、予算の関係などのため、残念ながら断念した事。すっごくお金のかかるTV番組だったらしい。特に第1話。それでも、出来れば続編を私は希望してます。
 そして第19話の初めのところでイギリスのMI6の捜査官の女性フィオナが再登場しますが、それはプロデューサーがこの女優さんを気に入っていて、ソウヤー氏に脚本の中で再登場させてくれ、と言ったそうです。申し遅れましたが、その19話のみ氏が書いたものです。
 一番人気があったのはマークの相棒の韓国人のディミトリで、人気が無かったのがマークだったそうです。そして第19話で、10月6日のブラックアウトの直前に研究所の場面があったのですが、その大きな装置の造形は今イチだったとソウヤー氏はおっしゃっていました。けれど、その後のいろいろな波のようなものが押し寄せてくる場面のCGはとっても良かったらしいです。
 そして脚本書きは小説と違っていろいろ大変だったが、良い体験だった、と氏は分科会のラストで話して下さいました。身振り手振りを交えて話されている姿は楽しかったです。
 話は変わって4月3日に岡崎のりぶらホールで作曲家の冨田 勲氏がコンサートを開いた時のこぼれ話。“ 小惑星イトカワとハヤブサ” の曲が流れる前のMCの時に氏が語った事。イトカワという名前は日本の “ ロケットの父 ” と呼ばれている糸川英夫氏にちなんで付けられたのです。その糸川氏は仕事を定年退職された後、ある事を始められました。それが、何とモダンバレエだったそうです。貝塚バレエ団に入団して、最初は基礎の足の型やポーズから。だんだん足あげが高くなったそうです。そして発表会にも役を得てステージに上がったそうです。びっくりです。
 では、今年のSF大会の分科会で興味を持ったものを書いてみました。
☆ SF天文学同好会第3回例会 ☆ SF古代生物の部屋
☆ 中高年Sfターミナル〜どうして僕らはSF大会をやったのか〜
☆ はやぶさを作った人たち ☆ SFファンのための実験映画2

                 2011.6.26 yullia

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