No.367 (Web版17号)1
最近読んだマンガについてあれこれ
by 渡辺 ユリア
皆様、今日は。最近読んだSFそしてファンタジーマンガについて述べさせて頂きます。
“星を継ぐ者 ” J・P・ホーガン原作 星野 之宣 画
友人から借りて読みました。舞台は未来の地球。月面から発見された宇宙服を着た遺体!? それは5万年ほど前に死んだ者だった。・・・というように始まったこの長編マンガ。その者の所持品から明らかになる、過去にあったであろう事件とは何か。そのように物語が広がっていくところが興味深い。
“シージェッター海斗 ” 早瀬マサト 作
今年のSF大会で買った本。石ノ森 章太郎先生のラフスケッチを元に生まれたヒーロー。初めのほうのページには海斗誕生の経緯が書かれています。(実写のほう)。そして写真もあって、けっこう格好良い。マンガのほうは、雰囲気が石ノ森先生のテイストを持っていると思います。迫力あるシーンもあって良かったです。女性キャラがミステリアスな雰囲気を漂わせています。
“鋼の錬金術師 ” 荒川 弘 作
けっこうドラマティックな物語。敵キャラが不気味です。そしてキャラクターがすっごく多い。そして生きる事とは何か。どんな姿になろうとも生き続ける意味とは何か・・を深く考えさせられる物語だと私は思う。女性キャラが、たくましく、したたかに生きていると思っています。
“アガルタ ” 石ノ森 章太郎 作
実は最近ひょっこりと入った古本屋で見つけたコミックス。100円でした。「えーっ、この本が、こんな近くにあったのか・・」という気持ちです。私が大学生(もう38年前)の時に古本屋で立ち読みした本です。でも、買わなかったんですね。とてもなつかしいです。では感想を。一気に半分読みました。写真もあって、まるで本当にあったかのような感覚を覚えました。ラストまで読んで、わびしくも哀しい物語だと思いました。それにしてもレミの父が言う事にも一理あると思う。娘の事を心配しているのだから。
では、このへんで。
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