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2012年9月

No.375 (Web版25号)4

はまなこん2012の参加申込書をアップロードしてみました。
以下のアドレスにアクセスしてみてください。

https://docs.google.com/file/d/0B7Eo4dq70pduU0dCRzNQSXY2eWc/edit

(PDFがうまくいかなかったのでとりあえずJPGにしました。ダウンロードしてみてください。右上の「ファイル」をクリックしてダウンロードを選択します。)

掲示板の規定により掲示板にリンクできないので、申し訳ありませんが上記のアドレスをコピーして下さい。そこからならプリントアウトも可能です。

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No.375 (Web版25号)3

    はまなこん2012開催のお知らせ

地方コンベンションのはまなこんを久しぶりに開催します。
日時 2012年11月10日(土)18:00 ~ 11日(日)10:00 頃 
場所 清風荘  住所 〒431-0302 静岡県湖西市新居町新居3288-105 (東海道新幹線JR浜松駅から東海道本線に乗り換えてJR新居町駅よりタクシー5分  東名高速道路浜松西ICより車で35分 )
参加費 9,000円(夕食、朝食付き)当日受付にて現金でお支払いください。 
参加申し込み締め切り日 2012年10月26日(金)
参加申込方法は
「〒432-8051静岡県浜松市南区若林町951 新村佳三 方 
はまなこん2012実行委員会」 
まで「はまなこん2012参加申込書希望」と明記の上、80円切手を貼った封筒をお送りください。

 内容、企画、タイムテーブルなどの詳細は、東海SFの会ホームページ 
http://homepage3.nifty.com/tokaisfnokai/ 
等で発表していく予定です。



       はまなこん2012企画募集

はまなこん2012では持ち込み企画を募集しております。
まだまだ企画は不足しております。
タイムテーブルは十分すぎるほど余裕があります。
皆様方のアイディアあふれる斬新な企画、定番な企画、心温まる企画など、どんどんお寄せください。
何かございましたら
東海SFの会掲示板 
http://tokaisfnokai.bbs.coocan.jp/
に書き込むか
「〒432-8051静岡県浜松市南区若林町951 新村方
はまなこん2012実行委員会」 
まで郵送してください。

            はまなこん2012実行委員会

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No.375 (Web版25号)2

最近みつけた本についてあれこれ

by 渡辺ユリア

 皆様、残暑おみまい申し上げます。おそらく9月の始めごろまで暑いと思っています。さて、私事ですが、8月5日(日)に我家の長女の結婚式がありました。私はとめそでを着ました。主人はモーニングでした。けっこう私はキンチョーしました。新住所は岡崎市内です。まあ、近いから良いです。
 では本題に入ります。この本(萩尾望都 対談集 1970年代編 マンガのあなた・SFのわたし)は5月中旬にみつけました。知っている方みえますか?1970年代の対談を一冊の本にまとめたものです。萩尾望都先生と手塚治虫先生や小松左京先生方との。今年の2月28日に発行。写真や望都先生のマンガも載っていて、読みごたえのある本。では、この辺で
                  by yullia 2012.8.24

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No.375 (Web版25号)1

SF essay (190回)

川瀬広保


 レイ・ブラッドベリのことなど

 レイ・ブラッドベリが亡くなった。
91歳だという。ブラッドベリは老いてますます盛んで元気だと思っていたから、少し驚いた。かつての偉大なSF作家が次々と亡くなっていく。
 私にとっては、海外のSF作家といえば、クラーク、アシモフ、ハインラインだった。4位はハミルトン。次はシマック、ブラウンなど。だが、抒情詩人と言われたブラッドベリは、それらの作家たちとは一目も二目も置く大作家であった。
 『何かが道をやってくる』『華氏451度』『火星年代記』などを熱心に読んだことを思い出す。クラークのハードSFやその抒情性とはまた違ったブラッドベリのSF的な抒情がその作品にはあった。
 そのブラッドベリのインタビュー集レイ・ブラッドベリ サム・ウエラー『ブラッドベリ、自作を語る』(小川高義訳 晶文社)が出ていたので、読み始めた。ブラッドベリの人間性がそこにはよく出ている。
 クラークとともに写っている写真が収められていた。301ページあたりに、クラークの有名な映画「2001年宇宙の旅」を酷評しているページに興味を持った。
 作家というものは、ある意味で大変な職業である。読者にいつでも、評価されているからである。
 たとえば、星新一をきらいだという人はいないと言っていい。クラークを評価しないという人もいないと思う。ブラッドベリの場合は、好き嫌いが分かれるのだそうだ。
 好き嫌いは別として、私はブラッドベリを大いに評価していた。
 ブラッドベリの名作は、先ほどの3作以外にもいろいろあるが、これからも読まれ続けるだろう。

 さて。
 ケータイがスマホにとってかわられる日がいずれ来るかもしれないという。スマホの普及がすさまじい。私も含め、日本人は新しい物が好きだ。ドコモショップへ行くと、2時間待ちでも客は店内で待っている。私も行ってみて、驚いた。待ち時間は2時間、その後さらに2時間待って、計4時間かかって、やっと新機種のスマホを入手できた。
 ところが、最新通信端末であるこのスマホにはまだ、いろいろな問題点がある。

1 電池の消耗が激しい。毎日、充電していても追いつかない。満充電するのに、7、8時間かかる。使わなくても、どんどん電池が減っていく。
2 タッチパネルというのには、いい点もあまりよくない点もある。ちょっとした誤タッチでフリーズしなねない。

 ワープロが出現したときには、これはすごいと思った。文章の手書きの時代はあっという間に終わってしまった。ワープロはもっともっと続くものと思っていた。それがもうワープロなどというものは、消えてしまっている。
 今では、老いも若きもみな、ケータイをひとり一台は持っている。
 そこへ、スマホの時代が到来している。ケータイの時代には戻れないのかもしれない。

 2012年8月14日の早朝、午前3時前に大変珍しい天文現象である月による金星食が起こるというので、徹夜で写真撮影に備えようと一時、本気で思った。
 ところが、深夜12時ごろには、晴れるどころか、大雨、雷鳴、稲光の悪天候だった。午前3時ごろにも、外を見てみたが、雨が降っていた。
 おそらく、金星食が見られた地域は全国でも、少なかっただろう。
 その後、このニュースはあまり報道されなかった。
 今年は、金環食、金星の太陽面通過、そしてこの金星食と珍しい天文現象が次々と起こったので、最後の金星食も期待していた。
 ところが、本当によく晴れた快晴の日というのは、毎日空を見ていると少ないものだ。また、別の天文現象を待ちたい。
                  (2012・8・23)

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No.374 (Web版24号)1

SF essay(189回)

川瀬広保

 金星の太陽面通過が見えた!

 2012年6月6日に金星の太陽面通過が見られるという。
前回、見られたのが8年前で、これを逃すと次は105年後だという。
 これは、ぜひ見なくちゃと思い、当日6時30分ごろ起きた。
 空を見上げると、厚い雲。
 だが、準備は怠らずと、例によっていろいろなものを外へ出す。外といっても、狭い駐車場の一角なのだが。
 ビクセンの8センチ屈折望遠鏡。国際光器の太陽フィルターが取りつけてある。ヘリコイドやそれを取り付けるためのマウントなど。そしてカメラ。すでに取りつけておいた。
 日食グラスは3枚ほど用意。椅子2脚。老眼用のメガネ、天文年鑑、ペン、ノートなど。
 7時10分に金星の第一接触が始まる時間になると、テレビのニュースもそれを言いだす。しかし、厚い雲はいっこうに晴れない。天気予報では午後は晴れるだろうと言っている。
 実は天気予報にもいろいろあって、

1 NHKの天気予報。全国版ではいつも名古屋のところで見ているのだが、曇り。

2 NHKの天気予報の静岡県のところでも曇り。

3 ケータイの天気予報は、浜松市蜆塚に合わせてあるのだが、10時から12時までは太陽マークになっていた。

 結局、最後のが一番役に立った。本当に10時が近づいてきたら、西から晴れあがってきたのだ!!

 さて、いろいろと困難なことがまだ待ち受けていた。

1 赤道儀のない経緯台の望遠鏡では天体を導入することが、なかなか難しい。わかってはいたのだがあわてればあわてるほど、なかなか太陽は視野に入ってくれない。
2 天頂付近へ太陽が昇ってくればくるほど、体に合わせて椅子に座って接眼部分に目をあてることが難しい。
3 晴れあがれば、もう夏の暑さ。撮影した映像を確認するのも一苦労。あわてて、傘をさして日をよけてみたりする。
4 シャッター速度設計は金環日食のときほど難しくはなかった。200分の1秒から100分の1秒だろうと思っていた。しかし、いちいち映像を確認するのは大変だ。

 やはり、反省点がいろいろ残る。
 お金があれば、屈折用の赤道儀を購入するのだが・・・。

 で、今回も幸運なことに、ほとんどこの貴重な天文現象をカメラに収めることができた。ニュースによると、世の中にはもっと熱心な人がいて、朝、新幹線に乗って、名古屋まで来て写真を撮ったとか。
 NHKでは、「宙(そら)ガール」などという流行語を言いだして、思わず笑ってしまった。
 若い女の子で、天文に興味を持つ人が増えているのだとか。私はさしずめ、昔から、「宙ボーイ」だった。
 今回の観測で、初めてわかったことは、金星は太陽面を直線的に横切るのではなく、曲線を描いて通過していくのだということ。

 近所の方が見に来た。車の人が声をかけてきた。ニュースでこれだけ取り上げられると、みなさんご存じなのだ。

 往年のSF界の大人物、SF作家のレイ・ブラッドベリが亡くなった。91歳だという。
老いてますます盛んで、創作意欲は衰えないと聞いていたから、少し驚いた。
 「華氏451度」「火星年代記」「何かが道をやってくる」などを熱心に読んだことを思い出す。
                    (2012・6・8)

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