No.381 (Web版31号)1
最近観たDVDやSFTVドラマについてあれこれ
by 渡辺ユリア
皆様今日は。今年のルーナティックの特集が小松左京先生の作品、という事で、いろいろなDVDを捜しました。観たのは“復活の日”と旧版の『日本沈没』で『日本沈没』は東京に大地震が起こり、大火災と大津波が押し寄せてくるシーンは今観ても心が震えます。怖かったです。二年前のあの東北大震災の映像を思い出すので。
ところで、そのDVDの特典に、何と小松左京先生と竹内均との対談が入っていることに気づきました。それは2003年の映像だそうです。小松先生が何とスマートになって、だいぶお年を召していた頃みたいです。小松先生のお写真はいつだってエネルギッシュで自信に満ちている、という印象だったので、2003年の動いて、しゃべっている小松先生には…少しショックでした。2007年の世界SF大会Nippon2007で小松先生の分科会でお顔を拝見した時には、余りにもおやせになって、車椅子に乗ってみえました。でもしゃべり始めるとやっぱりエネルギッシュな小松先生にもどってみえました。
では次にSF海外TVドラマについて。去年の10月から12月まで衛星TVのBS日テレで放映されていた『テラノバ』を知っていますか?未来の地球が舞台のSFドラマです。その頃、214X年、地球の大気はひどく汚れてしまい、環境も悪化の一途を辿っていた。地球の資源はほとんど採りつくされた。そして人々はその生活を政府の管理下におかれ、子どもは二人までとなった。三人目はありえない。もし、三人目の子がいる事がわかってしまったら、その子は奪われる…という世界。未来の見えてこない世界。そこで科学者たちは過去(大昔。中生代。つまり恐竜が闊歩していた時代)に人々を跳躍させて、その人々が地球再生のために生きる、という方法をとった。その過去のコロニー(けっこう大きい。1000人ほどいる)の名が“テラノバ”。主人公はジム・シャノンとその家族(5人家族)。父親のジムは隠していた末っ子を政府に奪われそうになり、その警察官をなぐって、つかまったり、でもその後、家族5人で過去に跳躍しました。そして長男が父に反発したり、隠し事をしたり、父は家族を守ろうとして奮闘したり、恐竜たちも出てきます。テーマは“家族のありよう”だと私は思っています。けっこう見ごたえがあるドラマであると私は思っています。では、この辺で
2013.3.24 yullia
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