No.412 (Web版62号)1
第54回 日本SF大会『米魂』アフターレポート2
by 渡辺ユリア
皆様今日は。前回のつづきの『米魂』のアフターレポートです。8月30日AM9:30〜11:00の分科会『はやぶさやロシア隕石から見えてきた太陽系の姿』では、鳥取県の三朝温泉の近くの研究所の研究員の方が、写真を指示したりして話して下さいました。去年の2月にロシアに墜落したロシア隕石…三つほどになぜか分裂して、その中の(たぶん)最大のものが湖に沈んだのですが、約半年後にその湖からクレーン車などを使って引き上げたようです。
さしわたし2mほどの大きさだったらしいです。しかもすっごく重い。
その後、その破片の一部を日本に持ってきて、けんび鏡で観察した結果、…実は、はやぶさが持ち帰ったあの小さな粒子の一部と似たところがあったため、ロシア隕石はもしかしたら、小惑星イトカワの一部がはがれて、宇宙をさまよい、地球の近くにやってきて、そして地球の引力に引かれて、大気圏を突破し、地球へと落下したのではないか…という仮説が生まれたのです。それにしても隕石が地球に落下する…といった情報って速かったのではないでしょうか?実はアメリカのスパイ衛星が、その妙な天体が地球へと落ちそうだ…というのを写真でとらえていて、国防省にすぐ連絡が入ったそうです。
話はかわって、SF大会のクロージングの話です。暗黒星雲賞の発表と受賞式は見ていて楽しかったです。企画賞は『3Dプラネタリウム』が受賞。代表の方が「三度目!!」と喜んでみえました。今年は『進撃の巨人』の巨人がぞろぞろ出てきたそうです。ゲスト賞は藤井太洋先生。コスチューム賞はピンクあんこうのコスチュームの方。オリジナルのコスチュームなのと、なぜか迫力あるいで立ちのおかげかもしれません。首から下をすっぽりとおおったピンクの服装がついつい目立ってました。
その他賞は、会場内のエレベーターに決定。10人以上乗ると、突然止まって、上がらないエレベーターだったらしいです。“よく止まるエレベーター”とうちの娘が言ってました。私は乗りませんでしたが、「直して下さいねー」と私は思いました。 では、この辺で
2012.11.16 yullia
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