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2016年6月

No.418 (Web版68号)2

ルーナティック31号原稿募集のお知らせ



6月いっぱいは募集しております。
よろしくお願いします
6月で原稿は締め切らせていただきます。
漫画特集や、特集以外の創作、評論、翻訳等の原稿も広く募集します。
長い原稿を予定されている方は、事前に内容やおおよその分量を、PM編集部か東海SFの会ホームページ
http://homepege3.nifty.com/tokaisfnokai/
の掲示板に連絡していただけるとありがたいです。

原稿の宛先はPM編集部かメールで
cbf06066.cap.y@nifty.com
まで。

メールは事前に送るとメールをした後、本文を送ってください。いきなりファイル入りのメールは、受信できない可能性があります。もし、送っても受け取りましたと、折り返しメールがない場合、届いていない可能性があります。

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No.418 (Web版68号)1

最近のNEWSについてあれこれ
by 渡辺ユリア

もう5、6年前だったでしょうか、岡崎の市立図書館のりぶらホールで冨田氏のコンサートがありました。音楽は、ほとんどテープで流れましたが、(『きょうの料理』のテーマ曲だけは、マリンバの生音でした。演奏者は、岡崎市の小学校の6年生の子と先生でした)冨田氏はおしゃべりをしたり、曲の解説などをして下さいました。そして、次の曲を考えている…と話されていました。それが宮澤賢治さんの童話をモチーフにした『イーハトーヴ交響曲』みたいです。そして、そのコンサートでは、シンセサイザー組曲の『展覧会の絵』やホルストの『惑星』の一部を聞きました。しかも4台のスピーカーを使って音楽を流す…という試みがありました。後ろのほうからぐるっとまわって音楽が流れてくる、という体験でしたね。実は、シンセサイザーにアレンジされた惑星は1977年か1978年あたりに発表されたのですが、約30年後にあたらしく録音された(CD出ています)『惑星』には新らしい曲が入っています。『イトカワ』という曲です。小惑星イトカワをテーマにした曲。聞いていると探査機『はやぶさ』のイメージが出ているのですね。アニメファンの方ならば、『リボンの騎士』と『ジャングル大帝』の曲はきいたことがあるのでは…?そして昔々『レコパル』という音楽系のざっしがありました。そこでマンガ家さんが作曲家のことをマンガにして作品を描かれているのです。石ノ森章太郎先生は、実は冨田勲氏をテーマにしてマンガ描かれています。『惑星』(シンセサイザーで奏でられた)をきいて、なつかしい…、と言って氏の前にあらわれたロボットの絵でした。      では、この辺で

                     2016.5.17 yullia

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No.417 (Web版67号)3

「東海SFの会ホームページのアドレスが変わります」

今までのアドレスは
http://homepage3.nifty.com/tokaisfnokai/
でしたが
@niftyは、2016年9月29日で一部サービスが終了するため

http://tokaisfnokai.la.coocan.jp に移行しました。

また、関連サイトのアドレスは、
Paper Moon (東海SFの会 会報 Web版)
http://papermoontokai.cocolog-nifty.com/blog/

及び、

東海SFの会掲示板
http://tokaisfnokai.bbs.coocan.jp
です。




「ルーナティック31号のお知らせ」

まだ、引き続き原稿を募集しております。
「漫画特集」原稿も、それ以外の原稿も募集しておりますので、よろしくお願いします。

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No.417 (Web版67号)2

SF essay (236回)

川瀬広保

「熊本地震」に思うこと

 レイ・ブラッドベリの『10月の旅人』とヴァン・ヴォークトの『非Aの世界』を買った。新装版、新訳版ばやりだ。ハヤカワも創元も新装版やら新訳版を次から次へと出版している。かつての名作が、新装版やら新訳版で出ているということを知るとどうしても「郷愁」を感じて、また買ってしまうのだ。

 さて、4月15日午後9時過ぎに、熊本で大地震が起きた。以後、テレビは地震一色になった。翌日、16日深夜1時ごろ、もっと大きな地震が起きた。
 スマホの地震速報は、ふだんは、せいぜい1日、2〜3回ぐらいしか鳴らないのに、今夜は30回も着信があった!しかも、ニュースを見ていると、震源が移動しているようだ。

 先日、ボランティアで浜松城へ行き、外国人8名ほどに、浜松城のことを英語で説明した。うまくは言えない。頼まれたので、浜松城公園は地震などの災害時の避難場所になっていることを言ったら、何か日本は地震国で今にも大地震が起こるのではないかと、みなさんが不安そうな顔に見えたので、
 “It's OK, don't worry. Big earthquakes don't occur usually. They're rare.”などと言ってみた。ところが、そのほんの三日後にこの巨大地震だ!彼らはもうそれぞれの国に帰ったか、まだなのか知らないが、どう思ったことだろう。

 毎日、予測がつかないことが起こる。テレビでは、専門家と称する人々があれこれ述べているし、コメンテーターたちがあれこれ批評する。1000年に一度のこうした地震を予測しようとするのは、人間の思い上がりだろう。
 今日、17日、地震は収束するかと思ったら、どうもそんな簡単ではなさそうだ。米軍のオスプレイが援助のため、飛来し始めるようだ。『日本沈没』にならなければいいのだが、ならないと断言はできない。
 専門家もみんなわからないと言っている。気象庁も「観測史上、初めてのこと」と述べている。我々人間は、自然をコントロールできると思いあがっていないだろうか。パソコンやら車の自動ブレーキやら、次から次へと新しくなるスマホやら、いつのまにか、なんでもできると思っていたのではないだろうか。
 自然の猛威の前には、小さな人間のやれることは本当にわずかだ。耐震にも限度がある。地盤が良いかどうかと盛んに言うが、そういう良い場所はない。もともと日本は地震列島で山の中腹に家が建っているのだ。都市がある平野は一部だ。そんな山に、建物を建てて、住んでいる。巨大地震が来れば、土砂であっという間に埋まってしまう。もろいものだ。
 だからと言って、日本から逃げるわけにはいかない。こういう災害が起こると、いろいろ考えさせられる。おっと、私も、批評家みたいなことを言っていたようだ。

 さて、SFには何ができるだろうか。明るい未来を想像すれば、どんなに笑われてもそれはやがて実現するだろう。暗い未来を想像すれば、明るくなるはずの未来も暗くなる。だれも考えたことのないことを想像すれば、やがて現実化するであろう。透明人間もタイム・マシンも現実化してはいないが、宇宙エレベーターやウエアラブルパワードスーツなどはもう現実化し始めている。昔、SFでしかなかったものが、日常になっているものは多い。
 SF的思考、想像力はこういう災害の時期こそ、必要ではないだろうか。ドローンで災害地に必要なものを直送することはできそうな気がする。これはもうSFではない。クラークの名言に、「もし誰かがそれは不可能だと言ったら、それはいつか実現する」というような言葉があったが、世界の最先端を行く有名な科学者やSF作家たちは、そう考えていたのだ。今はそんなことは不可能だと言われていることも、いずれ可能になるということであろう。
 「地震の制御?」「そんなことできるわけはない!」「台風の進路変更?」「そんなことは絶対できない!」と今は言うが、未来においては可能になっているかもしれない。
 エコノミークラス症候群のニュースを見るたびに、わずかなスペースがあれば、足を伸ばして寝られる。寝がえりも打てる。南海トラフには影響ないと言い切る専門家はいない。日本国じゅうどこでも、この「熊本地震」のような大地震は起こりうると述べている。十分な備えはなかなか難しい。

 さて、未来は国家や政治家が作るのであろうか?狭義的にはそうだろうが、巨視的には、質のよいSFが未来を作るのだと断言していいように思う。あれこれ考えさせられる今度の巨大地震である。まだ、今日、22日の時点で地震は続いている。

 さて、この地震が早く収まってくれることを祈っています。

                       (2016・4・23)

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No.417 (Web版67号)1

はるこん2016 アフターレポート

by 渡辺ユリア

 皆様今日は。沼津市のプラザ・ヴェルデにてひらかれたはるこん2016。まずGOHウェルカムインタビューに行きました。アン・レッキー氏は、1966年生まれのSFとファンタジーの編集者でもあります。2013年に発表されたデビュー作『叛逆航路』で有名に。2014年にヒューゴー賞、ネビュラ賞など7つの賞を受賞。インタビューの時のレッキー氏は、りんとした声の持ち主で、笑顔の似合う作家さん、という印象です。もう一人のGOHの環望(たまき のぞむ)氏。実はこの方も1966年生まれです。ヤングキングアワーズGH6月号にて「ソウル リキッド チェインバース」が連載開始だそうです。
 では、分科会のレポートを。(4月)16日のPM3:30から『ビブリオバトル』に行ってきました。それは、本を紹介するゲーム。私は初めて本を紹介してきました。おすすめの本を5分間で紹介し、そのあと3分間で質問タイムがあるのです。おもに1回のビブリオバトルで5〜6人が本を紹介するそうです。皆が本を紹介した後、投票するわけです。自分の紹介した本にはできないルールです。5分間はみじかかったです。
 17日のPM2:00からの『SF大喜利』は、6人の作家さんが、司会の方からの“お題”をきき、それをスケッチブックに書き(イラストつきでも良い)、会場の人たちに見せる、という形ですが、お題は『こーんなダース・ベイダーはイヤだ』とか『地球に来た宇宙人になぜ来たのか?を聞くと、何と答えたか?』とか『3分間が過ぎて、怪獣に負けてしまったウルトラマンの言い訳』とか楽しかったです。では、この辺で
                      2016.4.21 yullia

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