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No.424 (Web版74号)1

出張者アトラン

加藤弘一

ローダンシリーズの巻は既に530を越えようとしているが、自分はまだ572巻でもたもたしている。
その話しでは、499巻でコスモクラートの世界に消えたアトランが登場して活躍している。彼はコスモクラート(上司)の命令をうけ、異銀河で使命を果たしていた---つまり長期出張していたのである。

40世紀になっても人類は上司の命令で出張しなければならないとは、なんともトホホなお話である。
しかも出張期間はなんと200年!!!不死者アトランならではの内容になっている。

出張といえば、自分も30年ほど前静岡を離れ岐阜美濃の上辺りの会社に勤めていたことがあり、幾つかのギャップを感じた。
(言葉の違い)
最初は何かニャーニャー言っているようで何を話しているのか解らなかった。
その為、けっこう怒られたりしていた。
(文化の違い)
岐阜の人は筋金入りの中日ドラゴンズファンが多い。
愛知県の隣に静岡県もあるのだが、そんなにドラキチはいないような気がするのだが、岐阜は違うのである。
まっ、静岡は隣に神奈川そして東京があり選択の幅が広いので違いが出たのかもしれない。
(環境の違い)
岐阜北部は豪雪地帯で、しかも本州で最も寒い地区もある。
そこでは昔、真冬の朝目を覚ますと吐息が布団の上で凍り霜になっていたらしい。
そして、車庫等が潰れないようにする雪降ろしはけっこう重労働であった。
色々戸惑いはあったものの、ケイチャン、トンチャンといったホルモン焼きは旨かったし、残りのタレで焼く浅漬けの漬物はビールによく合った。
結局、最後には結構岐阜を満喫しているのだった。

アトランの出張には言葉、文化、環境以外に様々な異生物(異星人)との出会いがある。
彼がどんな体験をするかは、本編の購読をお願いします。

以上ローダンシリーズのCMでした。

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