« No.427 (Web版77号)1 | トップページ | No.427 (Web版77号)3 »

No.427 (Web版77号)2

ルナティック31のことなど

中嶋康年

 ルナティック31は「まんが」特集ということで、さまざまな漫画についてのエッセイが寄せられたが、古い時代の作品についての投稿が多いのが、東海SFらしくていいじゃないですか。そのなかでも、興味深く読んだのが「おもいでゲンマ」だった。ぼく自身も石森の「幻魔大戦」から、小説「真幻魔大戦」くらいまで読んでいたので懐かしくもあり、ファンクラブ側からの経過などをみていると、そういうことがあったのかと。また、現在も漫画として続いているというので、改めて「幻魔大戦」の広がりが感じられる。
 今回の表紙は週刊漫画雑誌風のレイアウトにしてみた。使用したキャラクターはakatora氏作のDecoとDecoco。当初は夏ごろの発行予定だったので衣装を夏らしくしたが、発行がずれ込み、寒くなってきたので長袖にしてポーズも変えて、背景も少し変えてみたが、なにかしっくり来なかったので、Decoの右手に3本指を立たせ、身体のひねりも少しくわえて、右手の1本とDecocoの10本指で「31」とした。

 これは福田さんの守備範囲だが、「サイボーグ009:Call of Justice」が2月からNETFLIXで配信が始まった。これが3DCGで制作されており、ぼくがやっていることは、その初歩の初歩に過ぎないが、手法としては同じである。最近のフル3DCGによるアニメには「亜人」「シドニアの騎士」などがあり、古くは「GOLDEN EGGS」がそうだったが、いずれも宇宙船や粒状物体などの無生物にはCGらしさがプラスに傾いて、従来型アニメにも限定的に使われているが、人物に関してはいまだに改良の余地は大きい。静止画については完成度の高い絵が多く見られるようになってきたと思うが、動画となるとどうもぎこちなさがとれない。「ズートピア」などの人形3DCGの域に入るにはまだまだのようだ。
 NETFLIXといえば、これまでの話とは関係ないが、ブラジル制作のSFドラマが始まっている。「3%」というタイトルで、全8話。豊かな世界と貧しい世界に二分された近未来。選ばれた豊かな者となるには、たった一度の”選定プロセス”で自らの価値を証明しなければならない。合格の確率は3%。次々と課される過酷なテスト。しかし、このグループには今の体制に不満を持つテロ組織に所属している志願者が潜入していた。まだ、2話分までしか見ていないが、これがなかなか面白い。2016年のイグノトゥス賞オーディオビジュアル部門受賞の「時間管理局」もNETFLIXで配信の動きがあるということなので、こちらも非常に楽しみである。

|

« No.427 (Web版77号)1 | トップページ | No.427 (Web版77号)3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/553149/65101118

この記事へのトラックバック一覧です: No.427 (Web版77号)2:

« No.427 (Web版77号)1 | トップページ | No.427 (Web版77号)3 »