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No.433 (Web版83号)1

残暑おみまい申し上げます

by 渡辺ユリア

 この前のペーパームーン432号の川瀬さま、SFエッセイ251回め、おめでとうございます。長くつづけることはすごいです。毎回読ませて頂いています。クラーク氏の『未来のプロフィール』よんでみたいと思っています。宇宙エレベーターを構想…それはマンガやアニメにも影響を与えているし、そして、その実現への実験がTVとか新聞などで取り上げられていますね。
 ところで川瀬さんのエッセイの中でエドモンド・ハミルトンの短編集のことが出ていました。私も『反対進化』の短編集は読んだことがあります。そして別の短編集、たぶん河出の『フェッセンデンの宇宙』だと思いますが、この短編を読んだことがあります。まず読みやすい、冒頭の主人公のことばからその物語の中へと入りこみます。実は宇宙をつくってしまう‥という科学者の話ですが、(極小の宇宙ですが)、もしかしたら、私たちの住んでいるこの宇宙は、フェッセンデンのような者がつくったのではないか‥とラストで思ってしまい、背すじがこわくなりました。ところでハミルトンの名前をはじめて知ったのは、私が小学校4年生のころでした。もう55年前です。講談社の少年少女科学物語の一冊『百万年後の世界』を父に買ってもらい、読みました。それは、その後『時果つるところ』という長編のジュブナイル版であることが判明したのです。訳者は野田昌宏氏です。この物語は、高校を卒業して街の科学研究所に助手としてつとめる青年が主人公です。その青年が街の通りを歩いていると、突然、ある日まばゆい光に包まれ、地面にたたきつけられるのです。その光が消えてから太陽の光がちがっていることに気づくのです。その後、人々と街はずれに行ってみると、道路がまるで刃物で切られているように絶壁があることに気づくのです。その後、街と人々ごと100万年後の世界に行ってしまったようだ…ということがしだいにわかってくるのです。…さあ、人々はどうなるんだろう…というように幼い小学校生の私はワクワクしましたね。その光がどうやら水爆がおとされたらしいこと、そのエネルギーで街は100万年後にタイムスリップしてしまった‥というように当時(70年以上前)としてざん新なアイディアだと思うのです。そして、その後、人々の前にあらわれた者は…宇宙からあらわれた者‥というようにスケールが大きいのです。   ではこのへんで
                     yullia 2019.8.19

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