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No.434 (Web版84号)1

ドンブラコンLLアフターレポート

by 渡辺ユリア

皆様今日は。今年の日本SF大会は静岡市のグランシップで8/26〜27にひらかれました。今年で第56回です。まず受け付けで参加証とひきかえにスーベニアブックなどの入った袋をもらいました。名札ケースに名札を入れようとしたら、…ケースに名札が入りませんでした。しかたないので少しおりまげて入れました。その後、ディーラーズルームに行って東海SFの会のスペースで新村さんと中島さんにお会いしました。少しおしゃべりできたので楽しかったです。少しいすにすわっていたら、向かいのスペースが菅浩江先生のMAIAのスペースでした。後で菅先生とおしゃべりして本を1冊かいました。サインつきです。『末枯れの花守り』の本です。
 では、開会式と星雲賞受賞式…司会のMCは、聞いたことがある声‥と思っていたら声優の池澤春菜さんでした。でもと中でFMしずおかのパーソナリティの方に交代されました。
 理由は、…池澤さんは星雲賞のノンフィクション部門で受賞されたのです。本は「SFのSはステキのS」エッセイストでもあるのです。受賞のコメントがおもしろかったです。…子供のころからどうしても上手に地球になじめなかった私。とくに学校ってものが危険だった。それで本をいつも読んでました。一番すきなのはSF。何でもありで自由で、そして6年前にSF大会によばれて(ドンブラコンLで)MCやって、そして参加してみたら、安心しました。みんな変でした。ちょっとほっとして、次のSF大会にも参加しました。SFのステキさをかいたこの本、SFありがとう…でした。
 ではコミック賞。秋本治先生の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が受賞。バックのスクリーンに、両津さんが月に行く‥という回のページがうつされました。先生のコメント…両さん自身がSFではないでしょうか‥に会場のみなさん‥大笑いでした。そうかもしれません。両さんのあのタフさは、人間ばなれしているかもしれません。
 海外短編部門受賞のケン・リュウ氏のビデオレターがあったり、海外長編部門のピータートライアス氏本人がステージにあがってコメント発表されたり、…と楽しかったです。トライアス氏をはじめてみた感じが、‥アニメやマンガ好きの日本の若者のノリと似ているな‥という感じです。英語もゆっくりと話してくださったので、なぜか大体のイミがわかってしまいました。きいたことのある単語があったせいもあります。そのあと中原氏が日本語にかえて話して下さいました。
 そして日本短編部門受賞の草野原々(くさのげんげん)氏が登場。白地に赤い文字でカエアンとかかれたTシャツ姿の原々氏は若い、デヴュー作で星雲賞受賞という方。でもなにか かわった人‥という印象でした。
 では分科会のことを…急きょきまった『秋本治「星雲賞」受賞特別企画』に参加してきました。司会はマンガ家の一本木蛮先生。話はたのしかったです。亀有えきの北がわにある交番に行くと、もし「両津さんはいますか?」とたずねると、奥の方にいらっしゃる年ぱいのおまわりさんが‥「今、両さんはパチンコに行っているよ…」とこたえるそうです。では次回へ
                       yullia 2017.9.22

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