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No.435 (Web版85号)2

 スタートレック・ディスカバリー

 中嶋康年

 9月25日からNETFLIXで、スタートレックの新作TVシリーズの配信が始まった。2005年に「エンタープライズ」が終了し、もうテレビシリーズの新作は作られないんじゃないかという噂も聞かれたが、それ以来だから12年ぶりの新作である。10月16日現在、第5話まで配信中で毎週月曜日に新エピソードが追加される。ネット配信なので、今からでも全話最初から見ることができる。
 時代設定はカークの時代の10年前、本作第1話で100年ぶりにクリンゴン帝国と遭遇する。主人公はマイケル・バーナム中佐(ソネクア・マーティン=グリーン「ウォーキング・デッド」で壮絶な最期を遂げたサシャ役の黒人女性)で、かつて両親をクリンゴン人に殺された後スポックの父、サレクに救われて育てられ、バルカン学習センターおよび科学アカデミーに初めて参加した地球人。船長でも艦長でもなく、普通の乗組員というのが珍しい。最初はミシェル・ヨー(映画界のスターが出演するというのも、ピカード役のパトリック・スチュアート以来か)扮するジョージャウ船長率いるUSSシェンジョウの副長として登場するが、第3話で初めてあらわれるUSSディスカバリーにある事情で乗り込むことになる。そして、このディスカバリーが相当にいかがわしい。船長が「ハリー・ポッター」シリーズのルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックスというのもいかがわしさに輪をかけている。
ちょっと凝りすぎじゃないのと思えるのが字幕。英語、日本語、韓国語、ポルトガル語のほかにクリンゴン語が選べるようになっている。クリンゴンの言葉だけではなく、すべてのセリフをクリンゴン語訳してあるという手の込みよう。

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