No.448 (Web版98号)1
梶山浩氏の「カースブラッド」についてあれこれ
by 渡辺ユリア
まず、このコミックスを手に取った時、気づいたのが「これが本物の異世界だ!」という帯に書かれた文字。そのあと表紙の絵をみたわけです。
ドラゴン…らしき物のウロコがリアルだなーという感じです。そして思わずカバーを取ってみると、本の表紙絵が右上の絵(印刷版Paper Moon448号参照)なんですね。カラー絵よりも絵のペンタッチが荒々しい…という感じです。でも造形として美しい…と思えるのです。
そしてタイトルの「カースブラッド CURSE BLOOD」とは、辞書で調べると、どうやら「呪われた血(血統)」という意味らしいです。では、表紙をめくるとカラーの口絵、ふしぎな色彩をした空をもつ世界、そして少女が主人公のようです。「…ここは どこ…」少女は不安になります。“夢…だよね…”と自問自答。いきなり恐ろしい生物がおそってくる世界…。いろいろな異形の生き物がおりなす物語…ワクワクしながら読みました。では
2018.10.26 by yullia
| 固定リンク
コメント