No.457(Web版107号)2
第58回SF大会Sci-conアフターレポート
by 渡辺ユリア
7月27日am9:20頃に会場のソニックシティに到着。バッジネームをケースに入れ、私は8Fの807号室の近くに行くと、大勢の人が並んでいました。そこは”小さなお茶会”の受付場所でした。私は萩尾望都先生の会に参加したかったのですが、11番だったので行けませんでした。(参加者は10人まで)それでpm3:00からの分科会では飛 浩隆先生の”零號琴”を語るに行きました。司会はオキシタケヒコ先生。まずアバンタイトルの場面をオキシ先生が朗読されました。(あの砂漠の場面です)それはやっぱり「零號琴」の世界観が広がっているな・・・と言う感想ですが、文章を声に出して読むほうがとても良いです。そして登場人物の元ネタとか話されて、この作品にますます興味を持ちました。ここでおひとり、鎌倉ユリ子さんという新聞記者が出てくるのですが、浅倉久志先生をもじったらしいのです。そして飛先生の次回作について少々話されました。”廃園の天使”シリーズの次回作にとりかかるらしいです。
そして2日め。その最初の分科会は”中学生にSFを”にいきました。SF文学振興会の滝さん方の企画されたもので、副題は”中学生にSFを好きになってもらうたったひとつの冴えたやり方”でした。たったひとつではないけれどまずは図書館や図書室に中学生向きのSF本を置いてもらう事が第一条件ですね、と日下 三蔵先生がおっしゃってました。聞き手は現職の中学校教諭の方でした。図書室などにリクエストして、良質の本を入れてもらう事だな、と私も思います。
そして次の分科会はam11:00からの”堀江美都子さんのミニコンサート”でした。すてきな歌とトーク。堀江さんは声に張りがあって素敵でした。オープニングは”ハローサンディベル” ”花の子ルンルン” ”キャンディ キャンディ”。その後、堀江さんが教授されている洗足学園大学の声優アニソン学科の堀江ゼミの学生さんたちが歌った”怪物くん” ”ドラえもん” ”宇宙戦艦ヤマト”。・・・良かったです。あっという間の1時間半でした。
pm3:00からの”空想音楽大作戦”は腹巻 猫さんの司会でした。この一年で亡くなられた作曲家の曲が流れました。ミシェル・ルグラン氏の”火の鳥”のテーマ曲。そして京アニの”ヴァイオレット エバーガーデン”のテーマ曲が流れました。では、この辺で
2019.8.16 yullia
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