No.462(Web版112号)1
今年の1月から始まったアニメについてあれこれ
by 渡辺 ユリア
寒中お見舞い申し上げます。LTの特集がアニメ・・という事で新作TVアニメについて書いてみます。
"恋する小惑星”・・小学生の頃、主人公のみらはキャンプ場に行きました。夜、花火をしている人々から離れて森のほうに行ってみると、夜空を眺めている同じくらいの年の男の子に出会いました。「何しているの?」と聞くと、「星を見ているんだ。あれが木星だよ」と答えた。「木星ってどこ」「あそこだよ」その男の子は指差した。そしてふたりは名乗る。みらが名乗った時、その子はくじら座の変光星と言い、その子は”あお”と名乗った。「あおって星はあるの?」「そんな星は無いよ」「じゃあ星を見つけよう」「小惑星なら発見した人の名が付けられる」「本当!じゃあ小惑星を見つけて名前を付けてもらおう」・・ふたりは約束をかわした。けれどその後、みらはその子と会う事はなかった。
月日は過ぎ、高校生となったみら。高校に入ったら入部しようと決めていたのが天文部。だが、去年まであった天文部は地質部と合併して地学部となっていた。先生の先導でその部室に行くと、部員は4人いた。そこで自己紹介しているうちに一年生らしき子が ”あお” という名で、実は小学生の頃、みらが行ったキャンプ場で出会った男の子(だと思っていた子)である事に気付いたのです。女の子だったのね。そして高校生になったみらとあおの地学部での日々が始まる。
”ソマリと森の神様” ・・まず最初の森の場面。いろいろな色彩があって、森の植物や動物が色あざやかで、穏やかな雰囲気が出ていると思います。そこにその森を守る一人の人物の描写がある。”私はこの森の守り人。毎日歩き回り森を見ている。生存のための競争には介入する事なく、あるがままを受け入れている””ずーっと何も変わる事なく、この森で暮らしている。・・その日までは」その日とは・・ふと見つけた5、6才ほどの少女と出会った日。「人間だろうか」と彼はつぶやく。大きな瞳を持ち、彼を「おとうさん」と呼んだ少女。ふたりはその森を出て旅に出た。少女の名はソマリ。次の展開が楽しみです。では、この辺で。
yullia 2020 1.24
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