No.466(Web版116号)2
SF essay (285回)
川瀬広保
もう7月だ。もうじき七夕である。今年は7月に終業式を迎えるのであろうか。どうやらSFマガジンは続きそうでやれやれだ。一ヶ月遅れで6月号が出ました。
緊急特集「コロナ禍のいま」が載っていた。すぐ「てれぽーと」欄へ投稿した。SFマガジンが続いてよかったという内容である。
以下、送った投稿文です。
いつものように4月25日にSFマガジンが出るだろうとなにげなくハヤカワ・オンラインを見ていたら、SFマガジン発売延期と出ているではありませんか。コロナウィルスのために編集部員が在宅勤務をせざるを得なくなったのが理由と書かれてありました。
私は53号から欠かさずSFマガジンを取り続けていますが、こんなことは初めてです。発売はいつになるだろうと気にしていました。まさかこれでSFマガジンは終わってしまうのではないだろうかなどと心配しました。
しかし、今日5月25日に無事、SFマガジンを入手できました。SFマガジンは大げさでなく不滅です。これからも続きますようお願いします。
「コロナ禍のいま」という緊急企画でいろいろな人がいろいろなことを書かれています。しばらく前に、SFマガジンが隔月刊になった時も、相当びっくりしました。今ではそれにも慣れてしまって、偶数月にSFマガジンを取り続けています。SFファンの楽しみはSFを読む、SFの新しい知識を知る、ファン活動をするなどだと思いますが、SFマガジンは新刊発売やSF作家の話題などの最新の話題を提供してくれます。
日本で唯一のSF雑誌がコロナに負けないようにこれからも続いていきますようお願いします。
コロナで家にいる事が多くなったので、映画を買ってきて見た。「インターステラ」というタイトルだ。宇宙で過酷な状況で人類を取るか、家族を取るかというテーマのようだ。結局家族を取ったということらしい。このような究極の設定というのがSFの魅力であり、また大変なところだ。コロナは社会の奥底まで入り込む。今までになかったことだ。人類がおごっているからだと言えないだろうか。人間は文明文化を発展・発達させてきたがまだ不十分だ。最近は、「ウィズ・コロナ」とか言い始めた。コロナとともにである。それまでは、コロナに打ち勝つとか戦うといった言い方だった。花火に想いを託すとか、神仏に祈るなどの方向へ向かっているかのようだ。
コロナで英語を覚えた。social distance, alert, stay home, with corona などである。小学生も覚えていそうだ。
コロナ以外では、暇なので、DVDで映画「アベンジャーズ」を買ってきて、見始めた。
まだ批評をするほどには見ていないので見終わったら、感想を書くとしよう。どうしても昔見た映画のブルーレイ版などに関心が行ってしまう。“They live…” とか “Space Vampire” “Soylent Green” などである。
あまりまとまらないがこの辺にしよう。
(2020・6・10)
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