No.470(Web版120号)1
ルーナティック32号 アニメ特集について 7
皆様に大変多くの原稿を送っていただのにもかかわらず、32号の発行が遅れて申し訳ありません。
11月上旬にに入稿予定で作業しておりますので、11月下旬には発行できると思います。
世の中はアニメ映画「鬼滅の刃 無限列車編」で盛り上がっています。上映スクリーンが鬼滅で埋まってしまい、当然のそのアオリで終了する映画も多いと思われます。
「劇場版 映像研には手を出すな!」もその一つかもしれません。
今年の前半にNHKで放映されたアニメ「映像研には手を出すな!」の実写版のドラマがアニメ放映後に放映されました。
そのドラマの続編にあたる実写映画作品が「劇場版 映像研には手を出すな!」です。
原作は大童澄瞳氏のデビュー作、「月刊!スピリッツ」(小学館)に連載中の漫画「映像研には手を出すな!」。
女子高校生3人組が映像研という部活を立ち上げ、アニメを制作する話です。
一人は監督、一人はアニメーター、最後の一人はマネージメントを担当します。一人ひとりの個性は強く、全員がはみ出し者で、当然、衝突が絶えません。
3人ともこだわりが強いのです。
特に監督担当の女子高校生が。
でも最後は絶妙のコンビネーションが発生し、作品を作り上げていきます。
アニメ版と実写ドラマ版では、メインのストーリーはほぼ同じ内容で、学校の状況などの背景が若干違いますが、主役の三人の設定は完全に同じです。
「劇場版 映像研には手を出すな!」は、アニメ版の中盤の話で、学園祭に向けロボットアニメを作る話です。
同じ高校の部活のロボット研と協力して、いわばロボット研のPRアニメを作るわけですが、このロボット研が面倒な部員ばかりで混乱します。
ここで、3人に強力な助っ人、音響研の部員が加わり、映像だけのアニメに迫力が倍増します。これはぜひ音響の優れた劇場で味わっていただきたいのですが、もうほとんど公開は終わっているので、今後の配信、ソフト化された物を鑑賞される際は、出来るだけ良い音響環境で楽しんでください。
そして出来れば、鑑賞する前には黒澤明の・・・・
(ルーナティック32号編集部)
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