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No.480(Web版130号)2

 マンガ “約束のネバーランド” についてあれこれ

 by 渡辺 ユリア

 “約束” とは何だろうか?その事が私の頭に浮かびました。そして物語はゆるやかに牧歌的な風景の中で始まりました。11才ぐらいの3人の子と “ママ” の姿の扉絵・・それは暖かさがあふれ出ています。・・母と慕う彼女は親ではない 共に暮らす彼らは兄弟ではない ここは孤児院で私は孤児・・そして主人公の女の子があらわれる 彼女を呼ぶ誰かの声「エマ」と。この穏やかな風景が “ある事” をきっかけに崩れてしまう。それは怖かったです。自分たちのまわりの世界が今まで思っていた世界とは違って、その世界が牙を向く。エマは言った。全員で逃げよう・・と。ムリだ、と私は思いました。その事実を知った事で彼女は泣いた。それは “これ以上家族が死ぬのはいやだ” というエマの想い。それに対してノーマンは言った。「大丈夫。みんなで一緒にここから逃げよう」と。そしてエマは決意した。もう泣かない。ママは敵。私たちが生き残る方法を見つけなければ・・と。そのあたりスリルあります。 yullia 2021.8.22

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