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No.485(Web版135号)2

 2022年は多難に
 
 中村達彦
 
 朝日新聞1月11日の朝刊20面で、太陽から100光年以内に、惑星が横切る時の恒星の明るさから分析したトランジット法によると、恒星が75個あり、それを回る惑星のうち水のある惑星は29個あるとのこと。
 その中に知的生命体を有する惑星があるかもしれない。
「ET」の様な友好的宇宙人がいるかもしれないし、「インデペンデンスディ」や「マーズアタック」、「バトルシップ」の如く、戦争になることもある。
 どの映画でも最初接触してきた宇宙人に、地球は友好的に接するも、攻撃を受ける(「バトルシップ」では、地球から宇宙に発した送信から、宇宙人が地球を知って攻めて来る)。
 現在、地球から宇宙にメッセージを送っているが、映画のせいかそれは危険で、控えるようにとの声も。
 宇宙空間から人工衛星で、地球へ接近し衝突するかもしれない小惑星を防ぐプロジェクトが進んでいると去年ニュースになった。人工衛星から金属体を発射、小惑星に命中して、進路を変えるそうだ。
「ディープ・インパクト」や「アルマゲドン」が頭に浮かぶ。
 そう言えば「インデペンデンスディ」は96年公開、「マーズアタック」は同年に少し遅れて、「ディープ・インパクト」も「アルマゲドン」も98年公開だな(アメリカ映画で次々に封切られたが、あちこちネタが被る。大きくトラブらなかったが、日本と違ってアメリカは寛容なのか?)。
 今年の初め、ニュースによると、昨年後半は治りかけていた新型コロナが新年になってからぶり返し、急速に感染者が増えているとのこと。
 またいろいろ規制されるな。
 今度は死者が少ないが、外国は日本よりひどいことになっていると……。アメリカも日本より、感染者も死者も多い。3年目だ。これから大丈夫なのだろうか?いつまで続くのだろうか?2020年の正月はこうなると想像してなかったが。
 コロナ下でも、大国同士の対立は続いている。昨年アメリカと中国、ロシアとの対立が表面化し、加えてアメリカは昨年大統領選挙後の騒乱で、国民が議会に乱入し、国外ではアフガニスタンから撤退すると大国の威信が失われる事態が続いた。
 アメリカとロシアや中国との対立。更にイランや北朝鮮との対立もある。
 北朝鮮は核兵器やミサイルの開発を進め、今年もミサイルを日本海に発射して、ニュースになった。
 表に出ないが、北朝鮮国内は新型コロナでひどいことになっている。アメリカの制裁措置で貿易もままならない。
 にも関わらず、ミサイルが発射できるのは、中国がひそかに援助しているかららしい。
 2月に北京で冬季オリンピックが開かれるが、アメリカや日本、韓国などは開催にあたって政府高官を派遣しないと宣言し、他にも香港や台湾で中国と対立を深めている(新型コロナの発生源は中国との声も)。
 日本も無関係ではいられない。アメリカと中国の狭間にあり、どちらとも深い歴史的繋がりがある。これから重要な選択をさせられることになるだろう。
 38年前に核戦争の惨禍を描いた「ザ・デイ・アフター」と言う映画がアメリカで作られたが、劇中の惨状は実際に起こるとされるものを幾らか抑えたと言われる。
 これまで多く核戦争を扱った小説やマンガが発表されてきた。
 昨年1月に核兵器禁止条約が発令され、今年1月3日にアメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスの5か国が核戦争に勝者なしと軍縮を訴える共同声明を行った。
 世界は良い方に向かっている。軍拡が進み嫌なニュースも流れているが、核兵器が広島・長崎以来76年一度も戦争で使われていないのも事実。人類の理性・良心を信じたい。
 だが、第1次世界大戦後、世界各国は大戦争を防ごうと国際連盟を樹立し軍縮を行ったが、第1次世界大戦終結から20年後に更に悲惨な第2次世界大戦を引き起こしたし、スペイン風邪が流行したのも、その原因は第1次世界大戦の軍隊の移動である。
 世界はいろいろな問題に悩まされている。
 19世紀以来、石炭や石油と言ったエネルギーを使い続けることで、気温の上昇、海水温上昇が続き、砂漠化、山火事が世界のあちこちで年々広がり、氷域の融解や水面上昇も北極や南の島々で起こった。
 日本も台風をはじめとする水害に苦しんでいるが、地球温暖化が関係している。
 昨年国際会議COP26が開かれ、今世紀末に気温の上昇を大幅に抑えないと取り返しがつかないと警告された。
 廃プラスチックの問題も表面化した。
 海も陸もプラスチックのごみで溢れ、生態系も脅かされている。
 これからも増え続けるだろうが、その処分はどうするのか?
 各国や大企業で対策が話し合われ、プラスチックに替わる材質の使用などが始まっている。優れた研究もあるが、すぐには問題を解決出来ない。
 他にも、今年になってから南太平洋で海底爆発が起こったり、昨年末、日本で人の心の闇が起こした凶行で沢山の人が亡くなった。
 多くの事件や天変地異は何の前触れもなく起こる。2022年もどんなことがあるだろうか、無力を感じてしまう。
 いっそのこと、宇宙人がやって来て、多くの問題を優れた力でまとめて解決してくれないかと思うのだが、あれっ?

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