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2022年8月

No.491(Web版141号)2

 パタリロ40年

 加藤弘一

パタリロのコミック1巻を買ったのは大学生時代。
ちょうど(進めパイレーツ)が連載していて、ギャグ満載の時代である。
今年の購入したのはその104巻、40年に渡り続いているのである。
その最新刊にはピョートル大帝の正体が描かれていた。

ピョートル大帝が世界を支配しようと登場するのは作品の初期の頃30年前である。
パタリロやバンコランの活躍で様々な陰謀が阻止されて、ピョートル幹部が次の時代まで待とうと退場する。

当時、パタリロを読んでいた父(太郎)と、その後の展開を想像し、パタリロの子孫が存在する限り、ピョートルの野望は阻止されると思っていたが、その正体までは分からなかった。

連載40年目にして明かされるなんて、父が生きていたら何と言うだろうか。
(((^_^;)

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No.491(Web版141号)1

 「ソー ラブ&サンダー」のことなど

 中嶋康年

「ソー ラブ&サンダー」を見た。
新生「マイティー・ソー」(ナタリー・ポートマン)の誕生と雷神「ソー」の復活の物語である。最近のコメディー路線も残しながら、アクションにも力を割いている。だが、今回の映画でのハイライトはやはり新生マイティー・ソーだろう。演じているのはナタリー・ポートマンで、「ソー」シリーズには最初から出ているのだが、ソーと恋仲になるという地球人天体物理学者で、映画で本格的に出演するのは9年ぶりになるという。役名はジェーン・フォスター博士だが、映画内のセリフで、ジェーン・フォンダやジョディー・フォスターと間違われたりする。これで、ナタリー・ポートマンはハリソン・フォード(ハン・ソロ、インディアナ・ジョーンズ)やパトリック・スチュワート(ピカード艦長、チャールズ・エグゼビア)と並んでヒーロー映画に複数のキャラクターを演じた俳優となった(クイーン・アミダラとマイティ・ソー)。まだいるかも知れないが・・・。
 ソーの武器のムジョルニア(前にも書いたが、これは北欧神話の「ミョルニール」を無理やり英語読みにしたもので、名前としては非常に収まりが悪い)は「バトルロイヤル」で姉のヘラに破壊されるのだが、癌に侵されたジェーンを救うために復活。ソーは「インフィニティ・ウォー」で新しく作られたストーム・ブレイカーという斧を使うのだが、やはりソーの武器はムジョルニアが似合うなあとこの映画で実感した。

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