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2023年5月

No.500(Web版150号)2

 PMデータファイル

 吉例100号ごとでまとめる「PMデータファイル」の時期となりました。
 刊行ペースとしては、寄稿が少なかったための合併号が2回、4ページ号が4回あったものの、毎号8ページのペースは保っている。毎年の「SF大会」と「はるこん」のレポートを渡辺ユリアが、年初めには前年のSF関連作品の私的ランキングを中嶋康年が寄せている。創刊当初から書いていた川瀬広保の「SFエッセイ」は431号で250回を迎え順調に号数を伸ばしていたが、468号(2020年4月号)で287回に達したところで入院のため休載となった。450号代では「ご隠居の時代」で佐竹玄吾が、460号代では「幻魔の行方」「金融な人々」などで中井良景が久々の寄稿をした。
 表紙は425号からその当時のSF関連(でないのもあるが)の映画、アニメ、ドラマ、書籍などの題字を「ペーパームーン」あるいは「紙月」「PAPERMOON」にデザインしたものを採用している。
 訃報では平井和正、レナード・ニモイ、水木しげる、横田順彌、吾妻ひでお、眉村卓、桑田次郎、藤子不二雄Ⓐ、松本零士というビッグネームの方々の逝去を報じた。特に水木しげる、横田順彌、吾妻ひでお、松本零士の四方については個別に思い出が語られ、人気の高さを物語った。
 東海SF関連では、鈴木健介、矢野守啓が亡くなった。鈴木健介(梶山浩)は「偲ぶ会」が催され、画集も発行された。ご冥福をお祈りします。

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No.500(Web版150号)1

 500号に寄せて

 中嶋康年

 500号達成おめでとうございます。「PMデータファイル」という100号ごとでまとめた記事を今回も書かせていただきましたが、200号から書くようになったので、今回で4回目。
 400号記念号が出たのは2015年だったので、8年前ということになりますが、なぜかそんな前という感じがしません。こんなふうにまとめてみると、確かに100号分の重みというものがありますが、もうこの時期が来たか、という感じがしました。300から400の時にはこんなに早いとは感じませんでしたが、これもやはり、歳のせい?この分だと、600号もすぐに来るかも。その時はもう70過ぎだね、とはこの前も書いた気がする……。
 毎号の表紙も担当していますが、楽しんでやっています。さて、今月はどうしようと悩むときもありますが、今月はどれにしようと複数の候補から選ぶ時もあります。「独断と偏見」というやつで多分に私の好みで選んでますので「なんだこれ」というマイナーな作品も含まれますが、まあ、しばらくはよろしくお付き合いください。福田さんの編集もご苦労があると思いますが、楽しんで、また600号を迎えましょう。

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