No.508(Web版158号)1
TV番組 “カズレーザーと学ぶ最新天文学” についてあれこれ
by 渡辺 ユリア
2023年7月4日に放送された番組です。なぜ、この番組の事を知ったのか、はうちの娘が新聞の番組欄を見ていて、面白そうだから録画する。と言ったのです。そして私も新聞を読むとびっくりしました。副題は・・“宇宙人はいる?人生観が180°変わる最強天文学者の話 ”
まず司会がカズレーザーと日テレのアナウンサーの岩田さん。そして聴講生はおいでやすこがさん、ジャングルポケットの斉藤慎二さん、ゆうちゃみさん、アンミカさんの四人。そして講義者(研究者)は日本天文学会会長の井田先生【天文学】 本間先生【地球惑星科学】 大場先生【宇宙地球化学】の三人。
まず三つの項目を用意しました。“謎のシグナル” “太陽系の星エウロパ【木製の衛星】に地球外生命体がいる?” “宇宙の生命工場【生命体の起源】”
先生方の講義が始まりました。エウロパのぶ厚い氷の下には海があってそこに生命体がいるのではないか・・という説。そして土星の衛星エンケラドスのほうも表面は氷で覆われているけれど、以前探査船ボイジャーがその近くを通過した時にエンケラドスの表面から何かが吹き上がっている事を発見。水?でしょうか。どうやら太陽の力に引っ張られて衛星が膨らんで何かを吹きあげているらしいのです。その後、探査船カッシーニがエンケラドスの近くを通過した時にその表面に溝があることを発見。そして氷の下には海があるかもしれない・・という説が浮上したのです。
ふたつめの講義は “謎のシグナル” ・・電波望遠鏡【地球上の8基】を使って宇宙からのシグナルをキャッチする計画。40年ほど前にある恒星にに向けて放った電波が返ってくるのではないか、というので日夜その恒星にアンテナを向けているという。20光年先のその恒星。つまり宇宙人の電波を感知せよ・・というSETI計画。
みっつめの講義は、生命の材料は宇宙から来たのではないか?という説。スウェーデンの科学者が1903年に唱えたパンスペルミア説。これは、すべての種がどこから来たのか・・宇宙からもたらされたのではないか?という説。隕石や小惑星りゅうぐうで採取された砂を調べたところ生命の起源の元が発見されたらしいのです。では、この辺で。
yullia 2023.12.15
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