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No.511(Web版161号)1

 “ 復活の日 ”を読んで思った事あれこれ

 by 渡辺 ユリア

 この物語が初めて世に現れたのは1972年頃。だが、およそ52年後の2024年3月の現代にあっても、この物語は古さを感じません。いえ、1972年頃よりも世界全体が其処ここで戦争が行われており、より緊張の度合いが高いのです。この現代にあって、もう一度この物語を読んでもらいたいと私は思っています。
・ ・・その日、ウィルスによって人類と地上にいる哺乳類は絶滅した。南極基地の1万人たらずの者たちをのぞいて・・だが、それから物語は進んでゆくのです。私は最後の講義を電波にのせて全世界に伝えたヘルシンキ大学の文明史担当教授の言葉にはっとしました。もし、こういった事ができていれば、国と国との対立、戦争の根源にあるものに対して、ひとりひとりが立ち向かう勇気を持ちえるかもしれない・・と私は思いました。
そしてラストで吉住が南へ南へと南極へと帰って行きたいと願った根源にあるものがおぼろげながら私は発見できたと思っています。それこそがこれから先、現実世界において人類にとって必要であると思っています。
                    2024.3.7 yullia

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