No.511(Web版161号)4
鳥山明さんありがとう
加藤弘一
“漫画家・鳥山明さんは、「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」「SAND LAND」等の漫画、アニメを我々に届けてくれた。
昭和世代の私にとっては、必ずしも多作とは言いがたいが近頃の漫画雑誌編集者は作者を自社で囲い込んで独占してしまうのでアチコチからの依頼が無くなってしまったのだろう。
その代わり絵の出来は素晴らしい。
作者の才能もあるが、かつての「北斗の拳」等は芸術的だと思っていたが、鳥山さんは更に奥行きを感じさせるような立体感があった。鳥山さんは「アラレちゃん」がヒットして一躍有名になり、「ドラゴンボール」は大ヒットして世界的に有名になった。
アニメもヒットして何回も再放送された。
視聴率も関係しているだろうが、昔のSFアニメは再放送される事はほとんど無かった。
「マジンガーZ」「ガッチャマン」もオンエアのみだった。
再放送されるようになったのは「宇宙戦艦ヤマト」以降のような気がする。
アニメ「ドラゴンボール」は週刊連載が終わっても原作のないストーリーが放映された。
それが心残りだったのか、近年「ドラゴンボールスーパー」が放映され、魔人ブウ編以降のエピソードが綴られ孫悟空のその後が明らかになり、今年はその更なるエピソードが語られる予定であった。
「ゲゲゲの鬼太郎」の水木さんはトイレに行くため2階から降りる時に落ちて亡くなったと聞いているが、鳥山さんも何かに転けて頭を打ったらしい、なんかアラレちゃんのエピソードに似ている気がするが、「イッテテテ!」と、センベイ博士の様に起き上がって欲しかった。
最後にたくさんの漫画とアニメをありがとうございました鳥山さん。
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