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2025年3月

No.522(Web版172号)3

 “ふしぎ遊戯〜白虎仙記〜” についてあれこれ

 by渡辺 ユリア

 渡瀬悠宇先生の “ふしぎ遊戯” を御存知ですか?以前は朱雀、青龍編と玄武編がありました。四神天地書という本の中の世界に吸い込まれた少女たちが、巫女となり、七星士を集め、願いを叶えるために冒険に出る話ですが、最初の巫女【玄武の巫女】となった多喜子は、かなり苦労してます。本の中の世界に行った彼女はすぐに謎の生物に襲われました。その時に最初の七星士に助けられるのですが、それ以降も倶東国の刺客に生命を狙われたりおまけにその国(北甲国)の人々からも忌み嫌われている。(お前が北甲国を滅ぼすのだと言われている)かなり大変な旅である。雪と氷の土地で氷の中に引き込まれそうになる場面もありました。その時におのれの力に目覚めるわけですが・・。次に現在連載されている “白虎仙記” もハードな話です。ネイラン(にせの白虎の巫女)が呪術で人を操り、主人公の鈴乃(本物の白虎の巫女)を襲ってくるし、七星士はまだ姿を現してくれません。続きが気になります。では、この辺で
                         2025.1.7 yullia

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No.522(Web版172号)2

 2025年は案の定か?

 中村達彦

 2025年になった。前々号の続きになる。アメリカでは、トランプが大統領に再任したが、案の定、就任早々から、いろいろ反発を生んでいる。
 グリーンランドやパナマ運河、ガザをアメリカのものにしようと言い出したり、カナダ、メキシコなどの貿易関税を大きく引き上げたり、めちゃくちゃだ。
 WHO(世界保健機関)から脱退。アルゼンチンも続く、国連人権理事会から離脱する大統領令に署名した。国連への拠出金も減らすよう言っている。
 アメリカ第1主義を掲げるトランプ。アメリカ国民の民主主義の選挙で選ばれたので、アメリカ国民のトランプが自国の優先を考えるのは当然なのだが……。トランプの大統領任期は未だ4年。これから世界はどうなるのだろう?
 最近の国連は、ウクライナへの地上侵攻を非難する内容を決議すれば、ロシア・中国が反対。またイスラエルの地上侵攻を非難する内容を決議すればアメリカが反対する。と言う具合で、機能していない。
 日本は国連加盟国中、米国、中国に次ぐ分担金負担国で、支援金が多い。日本GDPは下がっているのに、分担金が高く余裕はない。
 他にも問題は多い。世界終末時計は、人類絶滅を午前0時にしているが、1991年には17分前だったのが、2025年は1分29秒前になっている。
 ウクライナの戦争は3年を過ぎたが、アメリカが停戦仲介を務めているがどうなるか? 中東は一時休戦になるも……。
 前回、世界のあちこちで民衆の運動が強くなったと述べた。シリアやミャンマーでも大きな力になっている。だが世界全体の平和からほど遠い。
 日本国内に目を向けても不安は多い。
 石破首相はトランプとの首脳会談はうまくいったらしい。楽しい日本を目指すと言っているが。
 八潮市で道路が陥没、捜索は遅々と進まない。埋没された水道の老朽化が事故の原因だ。同じような下水道、橋、トンネルと公共公益設備ラインの老朽化はあちこちにある。日本全国の整備は必須だが、予算や人員などかかってしまう。
 財政は、あっちを立てれば、こっちが立たずの状態。労働者もフィリピンやベトナムなど海外の人員に頼らなければ成り立たない。
 教育も雇用など他のことでも、前の原稿で書いたように、いろいろ問題がある。
 AIにどうすれば良いか相談したい。
 孫正義のソフトバンクグループが、アメリカAI開発に4年で78兆円を投資すると言う。他にもあちこちの有力企業がAIに力を入れている。将来、いろいろな問題解決に繋がるのか?
 昔のアニメや特撮に、コンピューター頭脳が地球の未来のため、人類を滅ぼすのが正しいと言う結論に辿り着き、それで人類が淘汰されていくと言う筋があったが、現状を見ると空想と一笑に臥せない。
 ロサンゼルスの大火事も記憶に新しいが、2月に日本を大雪が見舞い、更に今年の夏も猛暑なのか気になる。
 また1月以降、世界各地で飛行機事故が相次ぎ、多くの犠牲者が出た。そちらも注目。事故の要因は複数ある。
 日本でも、昨年1月、能登半島地震が間接的な理由で、羽田空港で衝突事故が発生したが、幸い旅客機側の大惨事は免れた。
 1903年にライト兄弟の飛行機が初飛行に成功して122年、飛行機事故で多くの犠牲者が出るなど思いも寄らなかったろう。
 そして今年の大阪万博では、空飛ぶ車が登場すると発表されているが、空飛ぶ車が一般に実用化されると、多くの事故が発生する危険も伴うのでは。
 日米首脳会談で石破首相は1970年の大阪万博は、わくわくしたとコメント。トランプは今度の万博を楽しみにしていると言ったが、実際は予約も少なく、盛り上がって来ない。大阪万博開催は4月13日で。
 2月に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作がTVで放送された。
 1985年から25年未来にタイムスリップするが、敵役が、未来のスポーツ試合の結果を知ったことから、賭けで大富豪になり、大統領に挑む。敵役の姿はトランプを連想してしまう。
 同じタイムスリップもので、昨年はTVドラマ「不適切にもほどがある!」が大きな反響を起こした。それから秋にNHKドラマ10で放送された「未来の私にブッかまされる!?」もタイムスリップものだ。
 主人公が恋人にプロポーズする寸前に、30年後の未来から来たと言う自分が現れ、待ったをかける。昔ロボット部にいた仲間が起業するが、それに加わるようにと話す。
 主人公は起業に加わるが、仲間たちの発明はタイムマシン開発に繋がり、更に未来の妻や娘なども次々にタイムスリップして、主人公やヒロインをかき回す。バラ色でない未来。
 繰り返されるタイムスリップで、小惑星が地球に衝突する危険が未来に生じる。
 実際に、2032年に小惑星が地球に衝突する可能性があり、NASAは「衝突の可能性は2.2%」と見積もっているとか。
 SF映画でよくある話だが、アメリカはじめ世界各国はどう対応するだろう?
 SFドラマ「ホットスポット」が注目されているが、NHKもSFものに力を入れている。昨年12月、ドラマ10で「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シーズン2が放送されたが、小川哲原作、吉田玲子脚本の「火星の女王」と言うSFドラマも予定されている。

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No.522(Web版172号)1

 病気の話題は年寄りの癖でして

 林 久之

  二◯二四年は、自分的には散々な年だったと思う。
  三月末に実家の寺を継いでいた兄が亡くなり、岩手の残雪の中を葬儀(密葬)に行ってきた。
  その本葬が七月にあり、むろんカミさんと一緒に行くつもりだったのだが、七月に入ってすぐ何だか右の肩や胸から二の腕の具合がおかしいのに気付いた。筋を傷めたかと思って接骨医の予約を入れたのが間違いのもとで、三日後に行ってみたら帯状疱疹だからかかりつけの医者へ行きなさいとの事。土曜日だったけれど辛うじて午前の受け付けに間に合ったが、だいぶ進んでますねと言われてしまう。クスリをもらって五日後、変な咳が出るのでまた見てもらうと、今度はコロナに感染しているという。一週間は人に会うことも外出も禁止というので、葬儀のために予約したホテルは全部解約、猛暑の中を家に閉じこもって過ごした。
  帯状疱疹の後遺症は神経に来る。ちょうど手術のあと麻酔が効かなくなったときの痛みに近い。刀傷の痛みがこんな感じなのかと思う。ただ本当に傷があるわけではないので、痛み止めを服用して『大空の鷹』の最終稿のため出版社とやりとりを続けたが、キーボード打っていても神経に響いた。
  十一月に入って痛みもやわらいできたころ、実家の姉が九十八歳で大往生、また葬儀に行ってきた。岩手の晩秋はもう静岡の冬、あちらの最高気温が浜松の最低気温。少し風邪気味なのはそのせいだなと思っていたら、十二月に入ったある日、椅子から立てなくなった。なんとか立ち上がって、運転免許の書換えに警察まで行くと、必要書類が一つ、バッグの中をかきまわしても出てこない。家に戻って見つけ出し出直そうとすると、様子のおかしいのに気付いたカミさんが連れて行ってくれた。
  更新手続きを済ませ、とりあえず昼寝して様子を見ることにしたその夜、いよいよ足の力が抜けて立ち上がれなくなり、聖隷に勤務する娘にカミさんが電話で相談すると脳血栓の疑いがあるというので、磐田病院の緊急外来へかつぎ込まれる羽目に。熱を測ると三十八度を超えていた。うちの体温計じゃ三十六度だったのに、たぶん電池がアガッていたのだろう。CTにかかってレントゲンも撮ってみたが、さいわい脳に異常はなく、綿棒を鼻に突っ込んでみてインフルエンザという診断が出た。これでまた予定をいくつかキャンセル。そのあとは謡の会の東海大会の幹事をおおせつかっていたので番組構成などそっちの事務でてんやわんや、今に至っている。
  人間八十歳の大台になるといろんなことがあるものだ。
  しかしそんな中でもかなり珍しい初体験をすることがあった。浜松市民オペラ『かぐや』に出演したことだ。
  浜松市民オペラといえば第一回の『カルメン』のとき、福田さんと初村さんが闘牛士役で出演したはず。まさか自分が参加することになるとは思わなかった。なんでも演出の都合上、能の型で舞うエキストラが六人欲しかったんだそうで、話を受けたのが三月のことだから、今さら体調不良を理由に断るわけにいかず、痛み止めを服用しながらリハーサル会場が転々とするのにつきあった。可美運動公園の第一回リハの日は前日に北陸でしろうと能の全国大会があり、当日は富山から新幹線で戻り、仮眠をとって駆けつけるという強行軍をこなし、そのほか北部・南部・東部の協働センターにもヤマハ本社の福祉施設にもリハで参加、アクトシテイのゲネプロにもしっかり出て、九月二八・二九の公演も二回とも休まずに済んだ。
  出番といってもプリマドンナの横をかすめて引っ込むだけだったけれど、大ホールの巨大な舞台に扇を構えて乗っかったまま、舞台ごとオーケストラビットの上にせり出していって舞い始めるなどというのは、めったにできない体験だった。オペラの元ネタが月に関係あるからというので、カーテンコールのあとマエストロ始め全員で「月に代わってお仕置きよ」のポーズを取って記念写真、これはかなり珍品に属するかも知れない。
  これだけ動き回っているためか足腰は割にしっかりしているほうだろうと思う。今でも片足で立って靴下を穿ける。聴力もまだ衰えず、連日MP3ファイルの編集をやっている。視力だけは少し怪しくなって、パソコンの画面に長く向かっていると焦点が合わなくなってくるので、百均ショップで求めた老眼鏡のお世話になっている。
  以上、年寄りがよくやる病気自慢の話題。最後まで読んでくれた人に感謝します。

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