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2025年6月

No.525(Web版175号)4

 ボルテスⅤレガシー

 加藤弘一

 フィリピンのボルテスⅤレガシー実写版が終了した。
 かって、日本サンライズで製作されたロボットアニメ「ボルテスⅤ」がフィリピンで放送され大ヒットしたものの最終回が放送されずに終わってしまった事で話題になったとNHKのニュースで知った。
 その後、ずっと後になって最終回は放送されたという事だが、根強い人気を持ったアニメである。
 フィリピンバーでボルテスⅤを歌うと人気者になった時代もあった。
 その熱狂的なファンが今回の実写版を作り、その100回放送された分を20回のダイジェストにしたのが今回BS12で放送された。
 個人的にはボルテスⅤの実写版は面白かった。
 アニメとは違う味わいがあり、ドラマ性をさらに重視した見ごたえのあるものになっていた。
 日本で別のアニメの実写映画が何本か製作されたが満足度は低かった。
 監督がアニメに忠実に作らず自由過ぎたせいで面白みが無くなってしまったのではないかと思う。
 この点、ボルテスⅤはファンの愛に満ちている。
 次回はこのクオリティで「ザンボット3」をやってくれないかな。

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No.525(Web版175号)3

ルーナティック33号の原稿募集のお知らせ

 

ルーナティック32号の発行から時間が経ってしまいましたが、来年の発行を目指してルーナティック33号の準備に入りたいと思います。
「どういった特集記事が良いのか、皆様の声をお聞かせください。」 と以前、ご意見を募集したところ
「異世界というのはどうですか?」 というご意見をいただきました。
テレビや配信、映画でも異世界転生アニメなどかなりの数の作品がありますし、ファンタジーも含め、過去にも異世界に関する名作が多数ありました。
そういうわけで次号の特集は「異世界」にしようと思います。
特集記事もですが、異世界に関わる創作作品を送っていただいても良いでしょうし、
近年の作品の感想や、過去の名作作品の記事でも構いません。小説、映画、アニメ番組、さまざまな作品の考証も面白そうです。皆様の原稿をお待ちしています。


もちろん、特集以外の創作、評論、翻訳等の原稿も広く募集いたします。
長い原稿を予定されている方は、事前に内容やおおよその分量を、PM編集部に連絡していただけるとありがたいです。
締め切りは来年の春、3月末くらいを考えています。来年の夏あたりの発行を目標にしています。
原稿の宛先はPM編集部かメールで
cbf06066.cap.y@nifty.com
 まで。
                                       ***************************************(ルーナティック33号編集部)

※「ルナティック」を来年の夏あたりの発行を予定していますが、今の所「ルナティック」を発行するだけの余力がありません。
「会費の納入」と「金持ち会」などへのご協力をよろしくお願いします。
                      会計担当

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No.525(Web版175号)2

「エテルナウタ」のことなど

 中嶋康年

 NETFLIXで「エテルナウタ」の配信が始まった。1話約50分の6回シリーズ。原作はアルゼンチンのグラフィックノベルで、「ルナティック」31号(2016)のまんが特集「スペイン中南米のコミック」で紹介したとおりだ。1957年の作品なので適宜現代風にアレンジされているものの、大部分は原作通りといっていい。
 物語は3人の女子がヨットに乗って卒業前の飲み会をやっているところで始まる。街の明かりが見えるので、そんなに遠くには出ていない。突然、その街の明かりが消えてゆき、ヨットが揺れたので帰りの準備をしようと一人が船室にはいったところほかの二人が外で倒れているのに気がつく。窓には雪のような白い欠片が落ちてきた。場面変わって、ブエノスアイレスの街角。度重なる停電に抗議するデモの中をカードゲームをしようと車で友人宅へ向かうおじさん3人。実際アルゼンチン全土では停電が日常茶飯事なのだそうだ。ようやく友人の家に着き、カードゲームを始めるが、また停電が起こると、外で異様な音がする。窓から外を覗くと、そこらじゅうで自動車の追突事故が起こり、道を歩いていた人たちが倒れている。そして夏なのに雪が降っていた! この雪が致死性の毒であると判断したゲームのために集まった内の一人、フアン・サルボは間に合わせの防護服を身に着けて、家で待っているはずの妻と娘のところへ向かうべく、雪の舞う街角へ出ていく。全話見た後で思うと、冒頭の女の子のうちの一人は彼の娘だったのだ。このところが今月の表紙(印刷版paper moon参照)に採用した場面で、上が当時のグラフィックノベルの一コマ、下が今回のドラマの一場面である。その途中でサルボは雪に覆われた見慣れぬ街角、折り重なる死体の山、敵意をむき出しにする生き残った知人、助けてくれる見知らぬ人たち、軍との遭遇、巨大化した甲虫の群れと出会うのであった。そもそもブエノスアイレスでは雪はめったに降らず、2007年7月に89年ぶりに積雪があったという。奇しくもこの年、原作連載開始から50周年の展覧会が開催されていたし、原作者とその家族は1976年から1983年までの軍事政権化で強制連行され行方不明になっている。その犠牲者は実に3万人に及ぶと言われていて数多くの文学作品のテーマになっている。この年の展覧会はそれから30年という追悼の意味でもあった。
 なお、このシリーズはパート1であって、謎はいくつも残されている。いずれパート2も作られることになっている。原題の “Eternauta” とはeterno(永遠)とastronauta(宇宙飛行士)のnautaをくっつけた造語で「永遠の旅人」というような意味だが、原作コミックでは主人公のフアン・サルボがこの永遠の旅人となって原作者のもとに現れ、過去のことを語っているという構成になっているのだ。

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No.525(Web版175号)1

 単行本 “神速の改造戦士(サイボーグ)009” について あれこれ

 by 渡辺 ユリア

 石ノ森章太郎原作、SF漫画の金字塔 “サイボーグ009” 初の縦読みマンガをフルカラーで単行本化。元々はLINEマンガ配信初日オリジナル新着作品(男性人気順)で1位を獲得したものらしい。作画はたなおたなこさん。
 5月6日、ふと入った本屋で、新着マンガの単行本を捜していたら、表紙と帯の文面を見ておおいに驚きました。それは “神速の改造戦士009” の2でした。表紙はリアルなメタル指を持つ004・・・銀髪で青みがかった銀色の瞳を持つ戦士。そして裏表紙は、炎を吹く006とリアルな007と008。さっそく店員さんに頼んで第1巻を捜してもらいました。1巻の表紙は少しリアルな(第一印象)009で裏表紙は緑色の瞳の003・・初めは少しとっつきが悪かったのですが、次第に慣れてきました。そしてストーリーは009の誕生篇。スカールが009の前に立って話す場面は不気味でした。スカールの仮面に目に当たる部分にジョーの顔がうつっているとか。妙になまなましい。そしていつの間にか物語に引き込まれました。002が空を上昇していく場面とか良いですね。00ナンバーたちが、どうしてブラックゴーストにつかまったのか、身の上話をする場面はよりリアルに感じました。続きが読みたいと思いました。
 では、この辺で。           yullia 2025.5.21

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